「パンダロス」のガチ勢にこそ薦めたい!人気動物写真家らが推す“ハシビロコウ”でも“マヌルネコ”でもない「NEXTスター動物」の意外な正体

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動物カメラマンの推しは…

 猫をはじめ数多くの動物写真集を撮影してきた写真家の南幅俊輔さんも、パンダに魅了された一人である。

「かつて中国を2か所と、神戸市の王子動物園や和歌山のアドベンチャーワールドに撮影取材をしてパンダ写真集を出したこともあり、今回のパンダ返還は残念です……パンダはインパクトが強い。パンダにとってかわる存在はないと思います」(南幅さん)

 そんな南幅さんだが、数年前から4冊の写真集を出すほどご執心の動物がいる。

「ハシビロコウです。パンダには及ばないかと思いますが、現在、全国6園に14頭が飼育されていて、それぞれの個体にファンがついている状態。大きなくちばしや鋭い目元……ぱっと見は無表情で区別がつきづらいかもしれませんが、性格の違いや個性があって各自“推し活”されていますね。例えば掛川花鳥園の“ふたばちゃん”などは今年来園10周年を迎えており、YouTubeでも数字がとれる人気もの。こういった愛され方、推され方をしている動物は強いですね」(南幅さん)

 他にも、そんな愛され動物がいるという。

「ハシビロコウの推され方に近いのは、マヌルネコ。日本の動物園では8か所で飼育されています。モフモフでずんぐりしたフォルムが可愛らしく、SNSでもたびたび話題を振りまいています」(南幅さん)

SNSから出た人気もの

 さらに、あの希少動物の名前も挙がった。

「海洋生物ならアザラシやシャチも人気なのですが、とくにラッコの写真集はだいぶ増刷がかかりました。いまは鳥羽水族館にいる2頭が、日本で見られる最後のラッコ。なにしろワンちゃんのような可愛らしい顔と、しぐさが絶対可愛いですから。その希少性込みでスターの名にふさわしいと思います」(南幅さん)

 そして南幅さんが最後にあげたのは、現在「こっそり進行中」だという写真集のテーマ動物だ。

「いま実はタヌキの写真集を作っています。昨年末には北海道まで行って“エゾダヌキ”を撮影してきました。これから本州各地の“ホンドダヌキ”も撮影していくのですが、驚いたのは北海道のエゾダヌキに本州から遠征のファンが“おっかけ”で来ていたこと。年配の女性が多かったですね。昨年、SNSでタヌキの動画がバズったことから人気が広がっていったようなので、幅広いファン層がいそうです。タヌキの写真集は5月発売予定。ぜひ手に取ってみてください(笑)」(南幅さん)

 大スター・パンダなき後の日本でも、「心の推し動物」を見つけて愛していきたい

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