いじめと非正規雇用の不安定さに苦しみ自死した「平成の石川啄木」 生前に遺した「切なすぎる短歌」
就職氷河期に生まれ、非正規雇用の不安定さに苦しんだ歌人・萩原慎一郎。進学校でいじめに遭って不登校になり、俵万智の作品に出会って短歌を心の支えにした。石川啄木にも通じるわかりやすい表現で現代の若者の困難を描きだした歌人は、第一歌集の出版直前に自らの命を絶つ。
1984年生まれの歌人の歌がなぜ若者たちの心に響いたのか。宮中歌会始の選者を務める歌人・三枝昻之さんが、105首の名歌を選んで解説した新刊『百年の短歌』から、一部を再編集して紹介しよう
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