「仕事は人生そのもの」 『伊藤忠』中興の祖、丹羽宇一郎さんが貫いた信念【追悼】

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 物故者を取り上げてその生涯を振り返るコラム「墓碑銘」は、開始から半世紀となる週刊新潮の超長期連載。今回は昨年12月24日に亡くなった丹羽宇一郎さんを取り上げる。

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 1998年、伊藤忠商事の社長に就任した丹羽宇一郎さんは、決断と言行一致の経営者と注目を集めた。

 当時、同社はバブル期に行った不動産事業への過剰投資が経営を圧迫していた。多大な不良資産を徐々に処理する先送りの策に対し、20世紀の問題を次の世紀に持ち越さない、と一気に膿を出し切る決断をする。...

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