「ビジュ爆発」、“抱擁”特典も…滝沢、芝、平子と続く「イケオジ芸人」ブームの正体
ダンディな魅力
2026年2月14日にアルコ&ピースの平子祐希の初めての写真集『艶夢(えんむ)』(講談社)が発売される。体格の良さと端正な顔立ちで知られる彼のダンディな魅力を堪能できる内容となっている。彼の語りを楽しめる音声コンテンツも収録されている。【ラリー遠田/お笑い評論家】
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【写真】「一瞬ぞっとする」「心霊写真かと思った」…話題となった平子の居酒屋ショット
講談社ViVi編集部が総力を挙げて、一流のカメラマン・スタイリスト・ヘアメイクが集結。購入特典として「抱擁」のサービスがあるお渡しイベントや、平子と2人きりで話せるビデオ通話会も行われる。どこまでが冗談でどこまでが真剣なのかはわからないが、本人と制作陣の「本気」が伝わってくる。
平子に限らず、最近のお笑い界では「イケオジ芸人」が密かなブームとなっている。見た目の整った中年男性芸人が注目され、多くのファンから愛されるという現象が起きている。
その先駆けとなったのは、マシンガンズの滝沢秀一である。マシンガンズは2023年に、結成16年以上の漫才師だけが参加できる漫才の大会「THE SECOND~漫才トーナメント~」で準優勝を果たした。この大会でマシンガンズを初めて見た女性たちの間で、滝沢のルックスが良いという声があがり、「イケオジ」「ビジュ爆発」などと騒がれた。
それを受けて、本人もSNSに自撮り写真を積極的に投稿したところ、そこからさらに人気が拡大していき、彼らをアイドル的に応援するファンがすさまじい勢いで増えていった。お笑いライブシーンでは、20~30代の爽やかな外見の若手芸人が黄色い声援を浴びることはよくあるが、40代中盤の中年芸人が突然こういう扱いを受けるようになるのは本当に異例のことだった。
その後、マシンガンズはお笑い界有数のアイドル芸人となり、彼らがライブに出るたびに出待ちのファンが行列を作るようになった。雑誌のグラビアページに載ったり、デジタル写真集が刊行されたりした。
また、モグライダーの芝大輔もイケメンキャラとして知られている。2021年の「M-1グランプリ」で決勝に進んだことをきっかけにブレークした彼は、ビジュアルの良さで早くから注目されていた。今年10月には『煙太郎』(KADOKAWA)というエッセイ本が刊行されたのだが、その内容の約半分は彼の撮り下ろしグラビアである。アイドルや俳優のフォトエッセイはたくさんあるが、芸人の本でここまで写真中心に構成されているのは珍しい。それだけ彼のビジュアルに対するニーズが高いということだろう。
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