「元首相」に「ミナトのドン」も…カジノをめぐって混迷極めた「2021年横浜市長選」騒動の顛末

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 記憶に残る「揉め事」を現代の視点で振り返る「揉め事の研究」。第1回【地元政界の恩讐が渦巻いた「2021年横浜市長選」…カジノ誘致に反対した「ハマのドン」の思惑と「ミナトの裏面史」】では、因縁の市長選に至るまでのミナトの歴史を振り返った。第2回では「ハマのドン」こと藤木企業の藤木幸夫氏を中心に、大混戦となった横浜市長選の深層に迫る。(全2回の第2回)【篠原章/批評家】

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 藤木幸夫を中心とした港湾関係者の努力のおかげで、「辛く汚く危険な3K労働」の見本のように言われてきた荷役夫は港湾労働者と呼ばれるようになり、博徒(やくざ)の温床としてしばしば忌み嫌われてきた荷役会社は、歴とした港湾企業に生まれ変わった。...

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