アラサーグラドルが表紙を席巻、43歳アナ写真集が歴史的ヒット…“20歳の壁”はもう古い 2025年グラビア総まとめ
「20歳の壁」を打破したアラサー勢の席巻から、43歳アナの歴史的ヒット、さらには新興事務所の戦略変貌や奇跡の再始動まで。これまでの常識が次々と塗り替えられた2025年のグラビア業界を、グラビア評論家の徳重龍徳が5つのトピックスで振り返ります。
【写真】積極的に“パイスラ”をアップする43歳アナ、“グラビアやって後悔してる”から一転大活躍のハーフ姉妹…2025年のトピックスを写真で振り返る
①アラサー全盛の時代
えなこ、東雲うみ、桃月なし子、榎原依那、篠崎愛。2025年、雑誌の表紙を飾った回数上位のタレントを振り返ると、20代後半から30代前半のいわゆるアラサー年代が活躍していました。ただ年齢はあくまで数字上のものであり、写真で見る彼女たちはかわいらしさ、大人のセクシーさの両面を兼ね備えています。
ひと昔前のグラビアの世界では「20歳の壁」というものがありました。当時のグラビアは10代が人気の中心であり、20歳になると途端にファンが離れていくからです。このため、本当は20歳を超えているのに、10代だとサバを読んでデビューするグラドルもいましたし、20歳を超えるとグラビア卒業を考え始めるタレントもいたくらいです。
しかし美容の進化などにより、女性タレントたちは若々しさを保ったまま年齢を重ね、グラビアアイドルとして活躍できる期間も伸びています。俳優でみても有村架純、吉高由里子、吉岡里帆と30代でもかわいらしさの象徴として見られています。
ファン心理の変化もあります。10代、20代のファンの中には、自分が応援するタレントが水着になることを嫌悪する層が確実に増えています。若いグラビアファンが減る一方で、これまでグラビアを応援してきたファンたちも、グラドルとともに年齢が上がり続け、アラサー年代でも彼らにとっては「若い」と見える。社会風潮的に年齢が高い男性が、10代の若い女性を大手を振って応援しているとは言いづらい状況にもあります。こうした複合的な要因から、アラサー年代がグラビアで活躍し、2026年もその傾向は続くと考えられます。
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