ストレスを感じるとなぜ「暴飲暴食」をしたくなるのか――脳が自己破壊的な行動を生み出す「合理的な理由」
社会2025年12月29日
線虫。たった12時間だが飢餓状態に置かれた線虫は、通常の空腹な線虫の30倍も餌を食べる。つまり、ストレスは線虫を暴食させる。暴食の後、さっきまで飢えていた線虫は「気絶」したようになって、飢餓状態にならなかった線虫の10倍もの時間を静止した状態で過ごす。6億年前の最初の脳で、ストレスフルな体験の後に暴飲暴食をする仕組みはすでに出来上がっていた (出典:『知性の未来:脳はいかに進化し、AIは何を変えるのか』より、Bob Goldstein 撮影)





