玉木氏悲願成就で「気分はもう与党」 国民民主と自民の間を取り持つ「ASライン」
予算に賛成
高市早苗首相(自民党総裁)と国民民主党の玉木雄一郎代表は18日に党首会談を行い、課税最低限を178万円に引き上げることなど、いわゆる「年収の壁」をめぐる合意書を交わした。その中には2026年度予算案について「年度内の早期に成立させる」とある。予算への賛成は与党の補完勢力と見なされるのが通例だ。国民民主は「気分はもう与党」なのか。両党の関係性を理解するためのキーワード「ASライン」に絡めてお伝えする。
年収の壁はガソリン暫定税率廃止と共に国民民主が実現を求めてきた政策で、玉木氏は「動かしたのは民意だ。...

