何者にもなれない焦燥感…オードリー若林が「初の小説」 タイトル『青天』に込められた意味

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新しい表現への挑戦

 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が初の小説『青天』を刊行することが発表され、話題になっている。これまでエッセイでたしかな筆力を示してきた若林が、ついに小説という新たなフィールドに挑むことになった。この発表は単なる芸能ニュースではなく、1人の書き手が新しい表現領域に踏み出す挑戦として受け止められている。【ラリー遠田/お笑い評論家】

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 若林の文筆家としての実力はすでに多くの人に認められている。「人見知り芸人」として知られていた彼が、「M-1」準優勝をきっかけにテレビに出るようになって、自分が感じた違和感を素直に記した『社会人大学人見知り学部 卒業見込』と、そこからの成長を描いた『ナナメの夕暮れ』は多くの読者の共感を呼び、ベストセラーになった。...

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