中国が日本への“嫌がらせ”を行う背景に「深刻な不況」が 高い失業率、言論統制で「国民には不満がたまっている」

国際 中国

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 一触即発とはこのことだ。さる12月6日、中国軍の戦闘機が航空自衛隊の戦闘機に向けて、レーダーを照射した。ミサイル発射の一歩手前とも取れる行為で、狼藉ぶりも甚だしい。諸外国の周囲でも度を越した挑発を繰り返す彼の国に、われわれはどう対処すべきか。

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 よほどの緊急事態ということだろう。12月7日の午前2時過ぎ、小泉進次郎防衛相(44)が、中国の戦闘機による「レーダー照射」について、臨時で記者会見を開いた。多忙な大臣が異例の“深夜会見”を実施するまでの経緯を、防衛省担当記者が振り返る。...

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