「ミルクあげるのもったいないね」「うん、そうだね」…00年発覚の愛知3歳女児餓死、裁判で明らかになった虐待の生々しさ

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第1回【3歳女児餓死事件から25年 「殺人罪」に問われた21歳夫婦の所業…祖母が漏らした本音「子供が子供を産んだようなもの」】を読む

 今からちょうど25年前の2000年12月11日、「娘が死んでいる」との通報で現場に急行した警官は絶句した。当時3歳だったAちゃんの顔は青黒く、目はくぼみ、アバラは浮き、手足は骨と皮だけ。しかも、通報した父Bと母Cは「11月中旬から満足な食事を与えなかった」などと供述したのである。さらにその後の裁判では、絶句どころか耳を疑うような鬼の所業が明らかになっていた――。...

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