ベテラン刑務官「篠原涼子」が殺人犯を“脱獄”させる禁断のドラマ…着想を得たとされる“実話”の衝撃的な結末とは
6年ぶりの日テレ主演
俳優の篠原涼子(52)が、来年1月期の日本テレビ系日曜ドラマ「パンチドランク・ウーマン―脱獄まであと××日―」(日曜午後10時半)に主演することが先ごろ、発表された。ドラマの舞台は、未決拘禁者(有罪が確定していない被疑者・被告人)を収容する拘置所。篠原はベテラン女性刑務官・冬木こずえを演じ、1人の殺人犯との出会いをきっかけに、“悪女”へと変貌していく姿が描かれる。本ドラマ制作のきっかけは、3年前に実際に米国で起きた事件だという。
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篠原は「ハケンの品格」第2シリーズ(2020年)以来、約6年ぶりの同局連ドラ主演となるが、「毎話、二転三転する予想外な展開が続く、刺激的でスリリングなストーリーをお届けできると思います。脱獄サスペンスのスリルと、禁断のラブストーリーが絡み合う刺激的な面白さが詰まっています」とのコメントを寄せた。
そして、新たなキャストとして発表されたSixTONESのジェシー(29)が演じるのは、殺人容疑でこずえが勤務する拘置所に移送されてきた日下怜治役。鋭い目つきで他人を威嚇し、こずえの心を大きく揺さぶっていく存在であり、こずえの“過去の秘密”にも深く関わっているという。
藤木直人(53)は怜治の事件を担当している刑事・佐伯雄介役。数々の事件を解決してきた実績を持つ警視庁捜査一課の警部補で、こちらもこずえの過去を知る人物という役どころ。こずえと怜治、佐伯の3人の関係は複雑に揺れ動きストーリーが展開するという。
「警務官という、お堅い仕事に就く真面目な主人公が、何らかのきっかけで容疑者にひかれ、脱走の手助けをすることになると思われます。よくよく考えると、この展開は、今年7月期にフジテレビ系で放送され、視聴率は伸びなかったものの、衝撃の展開の連続で話題になった『愛の、がっこう。』に近い。こちらは木村文乃さん(38)演じる、婚約者との関係が冷えきった真面目な教師が、複雑な家庭環境により学習障害を抱えるホストと出会い、禁断の恋に落ちます。ホストを演じたSnow Manのラウールさん(22)の演技力がかなり高評価だっただけに、同じ事務所のジェシーさんは刺激になったはず。好演が期待されます」(テレビ局関係者)
ところで、今回のドラマのモチーフになった脱獄劇の詳細については、Netflixで配信されているドキュメンタリー作品「ジェイルブレイク:愛の逃避行」で知ることができる。
「事件は22年4月、米・アラバマ州の刑務所で発生しました。周囲から高く評価されていた女性刑務官が、20歳近い年下の凶暴な重犯罪者の脱獄を幇助した事件です。刑務官は受刑者を精神鑑定のため裁判所に連れて行くと同僚に告げた後、拘置所を出たきり行方不明に。後に2人が恋仲であったことが判明し、駆け落ちしたことが分かります。当局は懸賞金をかけて捜査。最後は刑務官が自殺を図るという、悲しい結末に。これをそのままやるのは、日本ではなかなか難しい。はたしてどんな展開になるのか、注目です」(前出・関係者)
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