高市首相「今のうち靖国に駆け込み参拝」プランの行方
麻生氏も評価
高市早苗首相は5日夜、自民党の麻生太郎副総裁ら党幹部と会食した。そこでは話題にのぼらなかったが、高市氏には秘かにあたためる「年末靖国参拝」プランがあるという。
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5日夜、高市氏が会食したのは自民党の麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、古屋圭司選対委員長、萩生田光一幹事長代行といった党幹部らと木原稔官房長官。場所は東京都内のホテルニューオータニ内の料理店だった。
「政治家の夜の会合のことを“夜日程”と呼びますが、高市氏がこれをこなしたのは10月の就任後初めてです。“政策の勉強に時間を使いたいからしばらく夜日程は入れないでほしい”と秘書官に伝えていました。首相としての日々に多少慣れてきたこともあり、まずは政権の生みの親である麻生氏を筆頭に腹心の木原氏も交えて“完全な身内”との時間を過ごしたということでしょう。麻生氏は会食の席で改めて高市内閣の高い支持率について評価していました」
と、政治部デスク。
禁断のお風呂タイムにも
これを機に「夜日程」が増えるかというとそうでもないらしい。
「高市氏はお酒も外食も嫌いということではないですね。赤ワインが特に好きですし。何よりも国会での対応には万全を期すということでかなり細かい準備を行っています。赤坂宿舎内でのやり取りも当然あるようですが、もちろん外部からはうかがい知れず。基本的に“勉強優先”や“他人任せにしたくない”スタンスは変わらないので目に見える形で夜日程が増えることはなさそうです」(同)
その勤勉スタイルは国民にも受けているが、一方で周辺からは危惧する声も大きいようだ。
「年が明けて通常国会での本格的な論戦の準備となると、これまで以上に睡眠時間を減らすことになりかねない。周辺は本気で高市氏の体調を心配しています。すでに国会で睡眠時間に言及して2~4時間と言っていましたが、これ以上は減らせないとなると朝夜の熱いシャワーかお風呂のリフレッシュ時間に手を付けるしかないのかもしれません」(同)
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