「くいしん坊」は本日終了、「アッコ」も来年3月…意外?納得?“終わってほしい長寿番組”で挙がる名前

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 テレビ業界で長寿番組の終了が相次いでいる。本日「くいしん坊!万才」が、今年でいうと「行列のできる法律相談所」や「ダウンタウンDX」(ともに日本テレビ系)といった人気番組が終了している。最近も「スーパー戦隊シリーズ」(2026年2月まで)、「アッコにおまかせ!」(2026年3月26日まで)の終了が立て続けに発表されるなど、長寿番組消滅の波は止まらない。

 今回、「デイリー新潮」では30歳以上の男女300人に、「来年こそ終わってほしいご長寿番組」をテーマにアンケート調査を実施。対象は放送30年以上の番組とした。世代を超えて見られている番組の中で、不名誉な1位に選ばれてしまったのはどの番組だろうか。

長寿番組の終了ラッシュ! 視聴者の本音は……

 10位に入ったのは「徹子の部屋」(テレビ朝日系)。今年、放送開始50周年、放送回数1万2000回以上ギネスにも認定された日本を代表する長寿トーク番組だ。司会の黒柳徹子によるゲストへの“無茶ぶり”はたびたび話題になるが、その自由奔放なスタイルが「目に余る」という声がチラホラ。

「徹子が自由すぎて、ゲストをないがしろにしている感じがする」(61歳・広島県・男性)

「お笑い芸人にはやたらと厳しい態度で面白さもない」(54歳・大阪府・女性)

 また、92歳になる黒柳の年齢を慮って、「もうゆっくり休んで」(77歳・兵庫県・男性)というねぎらいの声も寄せられた。

 8位は同率でふた番組。ひとつは、1989年から始まったダウンタウンの冠番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日本テレビ系)。

 現在は、地上波の出演を控える松本人志不在のまま、浜田雅功らレギュラーメンバーを中心に企画が続けられている。しかしやはり、番組の顔である松本の不在は大きく影響しているようで……。

「ダウンタウンがトークしないから」(44歳・埼玉県・男性)

「松本さんが実質、引退状態なので」(62歳・徳島・男性)

 また、企画自体に面白さが見いだせないという厳しい意見もあった。

「つまらない、興味がない」(83歳・東京都・女性)

出演者の顔ぶれを替えてリニューアルを図るも……

 同じく8位は「サンデーモーニング」(TBS系)。1987年から放送が始まり、長らく関口宏が司会を務めてきたが、昨年から膳場貴子にバトンタッチ、番組の若返りを図った。

 しかし、視聴者からは、番組のあり方に大きな疑問の声があがった。

「偏向報道が酷いので終わったほうが良い」(49歳・神奈川県・男性)

「内容が偏向していて中立性がないので」(63歳静岡県・男性)

 7位は「新婚さんいらっしゃい!」(朝日放送)。新婚夫婦のさまざまなエピソードを楽しく語らう、視聴者参加型のトークバラエティー。1971年の放送開始から50年以上が経ち、3年前にはMCが藤井隆と井上咲楽に交代し、リニューアルを図った。

 だが、それまで51年間司会を務めた桂文枝とアシスタントの山瀬まみのトーク力には一歩及ばないのか、厳しい意見が続出。

「進行役が変わってから面白さが減った」(53歳・東京都・男性)

 さらに、

「マンネリ化して楽しめない」(36歳・埼玉県・女性)

「バカバカしい話が多すぎる」(71歳・神奈川県・男性)

 など、番組内容がアップデートできていないことに対して、食傷気味の視聴者の様子が窺えた。

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