今田美桜に「3億円トラブル」勃発! 「CM出演料の取り分」で所属事務所が「恩人」に訴えられた

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今田の所属事務所が訴訟トラブルに

 大ブレイク女優に突如降って湧いた訴訟トラブルに業界の注目が集まっている。勢いに乗る新興事務所が、こわもての大手芸能プロを相手に約束した報酬の支払いを打ち切り、逆に裁判を起こされたのだ。芸能界の勢力図を塗り替えるやもしれぬ、騒動の意外な真相とは。

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 NHKの朝ドラ「あんぱん」のヒロイン役を務め、年末のNHK紅白歌合戦の司会にも初抜てきされるなど飛ぶ鳥を落とす勢いの今田を巡って現在、不穏な騒動が持ち上がっていると明かすのは、民放キー局の幹部だ。

「彼女の所属事務所『コンテンツ・スリー』が訴訟トラブルの渦中にあるというのです。今年6月、大手芸能プロ『ケイダッシュ』グループの田辺音楽出版が同社を相手取り、約3億円に上る報酬支払いを求めて提訴したといいます。しかもその請求額は、今田が稼いだCM出演料に関わるものだというのです」

 田辺音楽出版は音楽著作物の管理やマネジメント業務などを行う芸能事務所で、設立は1977年。“芸能界のドン”の一人といわれ、今年7月に亡くなったケイダッシュの川村龍夫会長(享年84)が長く代表を務めた。

「CM出演料の3割を支払う」取り決めに

 同社と今田の事務所との接点は8年前にさかのぼるといい、

「水野英明代表(47)が2007年に創業したコンテンツ・スリーは、もともと映像制作やアニメ事業などを手がける会社でした。転機となったのは16年、今田が19歳の時に地元・福岡から上京し、同社に所属したことです。ただ当時のコンテンツ社は芸能プロダクションとしての実績は皆無に等しく、今田を売り出すノウハウを持ち合わせていなかった。そこで水野代表が頼ったのが、田辺音楽出版の役員を務めるS氏だったのです」(前出の民放キー局幹部)

 事情を知るプロダクション経営者によれば、

「S氏は“川村会長の右腕”と呼ばれた実力者で、テレビ局を中心に幅広いコネクションを有しています。元AKB48のタレント・指原莉乃(32)などからの信頼も厚く、湘南美容クリニックのCMに初めて旧ジャニーズタレントを起用した実績も持つ。その彼に水野代表が今田の売り込みを相談し、両社が彼女のマネジメント業務に関する提携契約を結んだのが17年でした」

 この時、対価(報酬)として、「今田のCM出演料の3割を田辺音楽出版に支払う」との取り決めが交わされ、翌18年には契約書も作成されたという。

 業界内でも、コンテンツ社と田辺音楽出版の協力関係は広く知られていたと話すのは、独立系の大手芸能プロの幹部だ。

「トントン拍子に売れていく彼女の姿を見て、“新興の小さな事務所のタレントがなぜ?”と不思議に思う関係者は少なくありませんでした。けれどケイダッシュグループがサポートしていると分かり、多くの人が納得したのです。中でもS氏のキャスティング力には定評があったので、“彼女はもっと伸びる”と、ネクストブレイク候補の一人と目されるようになりました」

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