今田美桜に「3億円トラブル」勃発! 「CM出演料の取り分」で所属事務所が「恩人」に訴えられた

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良好に見えた両社の関係に変化が

 とはいえ、周囲からはウィンウィンに見えた両社の関係にも変化が訪れる。

 当初、CM出演料は広告代理店から田辺音楽出版に支払われた後、コンテンツ社へと振り込まれていた。しかし21年以降、水野代表の要望で代理店とコンテンツ社の直接契約の形に移行。そのため、田辺側はCM契約の詳細を知るすべを失うことになった。

「訴訟に発展する端緒となったのが、昨年8月です。コンテンツ社が“提携契約は年内で終了する”との通知を田辺側に送ってきたのです。事前に相談もない突然の通告でしたが、実はそれ以前から、田辺側の不信感は膨らんでいたといいます。というのも、今田が『あんぱん』のヒロインに決定した昨年2月ごろから、対価の支払いが目立って滞り始めていたのです」(前出のプロダクション経営者)

「契約終了通知を受け、田辺側がCM出演契約に関する情報開示を求めたところ、拒絶されたといいます。開示されないと、正確な未払い金額の算定だけでなく、これまで払われてきた額が本当に3割だったかの確認もできない。一切の交渉にも応じようとしないコンテンツ社側の対応に、まだ存命だった川村会長も激怒したと聞いています。法廷闘争へ打って出た背景には、筋を通そうとしない水野代表に対する会長の抑え切れない怒りがあったといわれています」(同)

 田辺音楽出版に取材を申し込んだが、

「係争中のため、お答えすることはございません」

 コンテンツ・スリーに見解を問うと、

「今田が頂いているお仕事につきましては、日頃の積み重ねや、本人の姿勢を評価してくださった制作の皆さまのご判断により、オーディションやご依頼の形で頂いた機会でございます。(中略)そのお気持ちを損なうような形で(取材に)語ることは本意ではございません」

 と回答を寄せた。

 11月20日発売の「週刊新潮」では、業界も注視する大騒動の裏側について詳しく報じる。

週刊新潮 2025年11月27日号掲載

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