演歌の大御所・鳥羽一郎が語る“ヒット曲の裏側” 「男の港」は一般発売されないご当地ソングだった、「カサブランカ・グッバイ」は“SMAP効果”で人気が急上昇

  • ブックマーク

 1982年のデビュー以来、40年以上にわたって演歌歌手を続けている鳥羽一郎。インタビュー第1弾では、NHK『紅白歌合戦』で7回歌われ、レコード売上でもサブスク(Spotify)の再生回数でもダントツである「兄弟船」について語ってもらった。

 今回は、まずSpotify人気曲ランキング第2位の「男の港」にまつわるエピソードを聞いていこう。

「男の港」は、豊後地方の漁師が主人公。じっくりと聴かせるタイプの演歌で、1986年のリリース時、オリコン最高55位ながらTOP100に29週チャートインのロングヒットに。...

つづきを読む