善良なパティシエが悪徳刑事に入れ替わる…鈴木亮平「日曜劇場」で思い出す「ハリウッド2大スター」共演のアクション大作
映画も大ヒット
日曜劇場初主演作となったのは、コロナ禍だった21年7月期の救命救急医・喜多見幸太役を演じた「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。東京を舞台に、最新の医療機器とオペ室を搭載した緊急車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故や災害の現場に駆けつける救命救急のプロフェッショナルチームの活躍を描いたオリジナル作品。初回から14.1%の高視聴率を記録し、最終回は全11話で最高の19.5%。全話の平均は13.6%を記録した。
この数字を受け、劇場版2作が公開された。1作目の「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」(23年)は興行収入45.3億円、今年公開の第2作「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」は前作を上回る52.3億円を記録。すでに第3作の製作・公開が発表されている。
そして2作目の主演は23年10月期の「下剋上球児」。ノンフィクション作品を原案に、地方にある架空の弱小高校野球部を舞台にして、鈴木は廃部寸前の高校野球部を監督として率い甲子園に導く主人公・南雲脩司役を演じ、全10話の平均世帯視聴率は9.6%だった。
「『西郷どん』以降、鈴木さんは民放キー局で今年まで6本の連ドラに出演していますが、そのうちなんと4本が日曜劇場です。同じ事務所の先輩である妻夫木聡さん(44)主演の23年1月期『Get Ready!』にはチョイ役で出演していました。TBSは主演映画が大当たりして営業的に功労者となった鈴木さんを頼りにしています」(放送担当記者)
そして迎える「リブート」だが、現在、発表されているのは鈴木と戸田の役柄、そして、2役を演じる鈴木が善悪のキャラを演じ分けながら、善側から悪側に顔を変えてリブートするということのみだが、見どころは「リブートの仕方」だという。
「実は、現在放送中のドラマで、まさに主人公がリブートするドラマがあるんですが、コミックが原作ということもあってか、なかなかあり得ない展開なんです」(先の記者)
そのドラマとは、元日向坂46の齊藤京子(28)と水野美紀(51)がダブル主演を務めるカンテレ・フジテレビ系の「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」。幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くしたことを知った55歳の母・篠原玲子(水野)が、全身整形で25歳の篠原レイコ(齊藤)に生まれ変わり、ママ友たちに復讐を果たす姿を描く。
そのリブートの方法だが、失意のどん底で自殺を試みる玲子の前に、人気ボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫(27)演じる謎のイケメン天才外科医が出現。玲子の自殺を止め、全身整形を依頼されて施術を担当し、玲子はレイコに生まれ変わるのだが……。
「展開が速すぎて戸惑う視聴者も多いかもしれません。放送時間帯は深夜帯の火曜午後11時とあって、もともと数字が取りにくい枠。直近の今月5日放送の世帯視聴率は1.8%にとどまっています」(フジ関係者)
さすがに日曜劇場がこの手法を用いるとは思えない。そうなると、視聴者を納得させ、そしてストーリーにひきつけるためのリブートの手法は、過去の名作映画に近いものになるかもしれないというのだ。
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