バズりボディのグラドルが“恥ずかしくて消した”動画の中身 「胸目当ての人が寄ってくるだけ…」承認欲求の代わりに求めるモノは

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初写真集 高田馬場のゲーセンで…

――そして7月には初写真集「初空」を出版しました。

市原:実はその前に別の出版社から写真集の話があったんですよ。ただ、ちょうど同じ頃にトレーディングカードの発売が決まっていて、イベントの集客も気にしないといけない時期だったので「写真集、売れるかな?」と思って、その話は断っているんですよ。その後にフライデーさんから写真集の話があって、それで決めました。

――撮影はいつ頃、どこで行ったんですか。

市原:東京と千葉で4月に撮影しました。写真集の撮影に向けてはボクシングと筋トレをしていました。今はレースクイーンもしているので、それもあって結構痩せたというか、引き締まったと思います。

――写真集の出来栄えはどうですか。

市原:DVDのような過激な感じではなく、かわいらしい衣装や写真に仕上がっていたので、嬉しかったです。高田馬場のゲームセンターでの撮影は、私がほかのグラビアアイドルさんの写真を見ていいなと思って、やりました。一応ヤンキー設定なのでさらしに木刀を持ってます。たぶん、一生ゲーセンであんな格好になることはないと思います(笑)。六本木で撮影したバニーちゃんもお気に入りです。もともとセクシーだけれどかわいい感じでいこうと話していました。

グラビアをやれてよかった

――今後やりたいことはあります?

市原:今までいきなりレースクイーンに挑戦したり、バーレスクのダンサーになったりしていましたけど、もうそんなに新しい挑戦はないかなと。もっとファンの方と触れ合える機会を作りたいなって思っています。芸能界でやりたいことも今は模索中ですね。元々グラビアもなんとなくで始めたんですが、それが今こうやって色々と形になってるのはありがたいなと思います。

――でも、グラビアをやれたことはよかったですか。

市原:そこは本当にやれてよかったと思います。ファンの方を含めて、グラビアをやらなかったら知り合えなかった人が多いので。そもそも、グラビアをやるとも思っていなかったので。人前に出るのも得意じゃないですし、胸目当ての人が寄ってくるだけで、モテていたわけでもないですし。そもそも承認欲求がないんですよ。

――なるほど。自分への承認欲求はないけれど、数字への欲求はあるんですね。

市原:確かにそうかもしれないですね。数字への欲求が高いかも。

――プライベートでやりたいこととかはありますか。

市原:最近はよく友達と旅行に行っているんですが、国内ばかりなので、いつか海外に行きたいです。今年は国内だと熱海や新潟、富山に行ったり、地元の群馬に帰ったりしました。今度レースの仕事で大分にも行くので人生はじめての大分も楽しみです。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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