バズりボディのグラドルが“恥ずかしくて消した”動画の中身 「胸目当ての人が寄ってくるだけ…」承認欲求の代わりに求めるモノは
「恥ずかしくなったので消しちゃった動画も…」
――事務所に所属して最初の仕事ってグラビアですか?
市原:最初は「ライブ配信を毎日やれ」でした。それで1か月半ぐらいやりました。その次に「TikTokもやれ」って言われて。
――市原さんのTikTok、今は45万フォロワーを超えてますよね。今は更新をやめていますけれど。私が最初に見た時がデビュー直後だったと思うんですが、すでに40万人を超えてました。
市原:私、ハマったらすごくハマるんですよ。だから当時はずっとTikTokを見ていたんです。投稿がバズってフォロワーが増えていくのって楽しいじゃないですか。数字で分かるし。ただ、ある程度フォロワーが伸びると外国の人ばっかりになるんですよ。それだと私の活動に繋がらないかなって、だんだんTikTokを見なくなっちゃったんですよね。続ければよかったんですけど。
――なるほど。数字を伸ばすのが好きなんですね。じゃあ、TikTokはかなり研究した?
市原:しました。ただ、踊っているだけじゃすぐスクロールされちゃうじゃないですか。だから「ここから先はどうなるんだろう?」「これから何が起こるんだろう?」って思わせる動画を作ってました。今は恥ずかしくなったので消しちゃった動画もあるんですけど、例えば胸で卵を割ったり、谷間の中にわざとぬいぐるみを詰めて「えっ、何が起きてんの?」と動画を見続けてもらえるようにしてました。
一度グラビアから離脱
――だからTikTokがあれだけ伸びてたんですね。グラビア活動も順調で、デビューした翌年の2022年には「ミス週刊実話WJガールズ」で準グランプリ、「ミスヤングチャンピオン2022」ではグランプリを受賞します。
市原:2022年には初めてDVDも出しましたし、撮影会にも出ていて。今までやったことのない活動だったので新鮮でした。「ミス週刊実話WJガールズ」オーディションの項目の1つにリツイート審査があったんですよ。だからTwitter(現X)を頑張らなきゃと思って、胸の谷間が見えるような上からの角度の写真とかをあげまくったり、露出度の高い衣装を着て「市原、攻めました」と載せたら、それでバッと何万いいねついたりして。数字を伸ばすのが好きなんです。逆に数字の伸びが見えなくなっちゃうと途中で飽きちゃうというか。
――グラビアの仕事にも飽きたのか、一回離れていますよね。
市原:将来を考えた時に「これから先どうしよう」と思ったんです。そんな時に六本木のショークラブのダンサー募集の動画が流れていて、朝方だったんですけど「よし、やろう」って一瞬で決めました。すぐに必要資料を書いて応募したら合格しました。ただ私って、後先考えずに行動しちゃうんですよ。ショークラブに入って気づいたんですよ、踊りが苦手だなって(笑)。
――ショークラブで働いてみてどうでしたか?
市原:めちゃくちゃ大変でした。ダンスの練習だったり体力的にも大変ですし。あとその日のセトリだったり、踊る位置が直前に送られてくるんですよ。だから踊りやフォーメーションを全部頭の中に入れていないといけないのも大変でした。
あと、チップの量であったり、あからさまに他の子との人気の差がわかっちゃうシステムなので。だから病んでいる子も結構多かったです。私も結構メンタルをやられて。なので辞める子はすぐに辞めて、できる子は残っていくので、中間の子が全然いないんですよ。その後、私も4か月くらいで辞めました。それで今の事務所に入りました。
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