監禁少女が残した「ペンダント」は救済か呪いか 男たちに“痛みの報い”をもたらしたのち、持ち主が選んだ結末は【川奈まり子の百物語】
ミミさんの「お焚きあげ」
「あのときA子の魂を抜いてもらったので、このペンダントは、中身の歯を含めて、ただのモノになっているはずです。いざというときに敵を追い払ってくれる不思議な力も無くなったのでは? でも、そんなものに頼らずに生きていきたいと思うと、自分でも驚くほど頑張れるんです」
以上でミミさんの話はお終いであり、これを聞いただけでは、A子が本当に亡くなっているか否かは定かではないと私には思われた。
どうか生きていてほしいと願わずにはいられない。
また、悪党どもには正当な裁きが下されるべきだとも……。
しかしミミさんは、A子は供養のお蔭で成仏しており、悪い奴らについても、固くこう信じているのであった。
「あいつらは祟られ死にしていますよ」
***
【記事前半】では、ミミさんが閉じ込められた監禁部屋で出会った少女A子と、彼女がくれた不思議なプレゼントについて述べている。
[3/3ページ]

