公明党の惨敗を“自分たちの責任”と考える学会員はどれほどいるのか? 創価大卒ジャーナリストが語る「創価学会が公明党を見限る日」

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 もう票が取れないようなら、そう遠くない将来、創価学会は公明党を見限るのではないか――。非学会員の立場ながら創価大学で学び、四半世紀、学会と学会員たちの「内」と「外」、ふたつの視点から見続けてきた私にはそう思えてならない。今夏の参院選で公明党は改選14議席の死守ならず。獲得できたのは8議席。実に6議席を失った。【秋山謙一郎/ジャーナリスト】(全3回の第1回:敬称略)

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 大敗を喫した今回の選挙。だが、最大、唯一の支援団体であり、創設団体でもある学会で、実際に選挙の舞台裏を取り仕切った学会員たちの声は驚くほど冷静だ。...

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