「酷評」噴出の三谷幸喜ドラマ 豪華キャストで高額制作費…すでに撮影済みで“活路”はあるのか

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エピソードが薄い

 三谷幸喜氏(64)による脚本のフジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)」(水曜午後10時)の第2回が8日に放送される。1日放送の第1回は酷評が噴出したが、軌道修正はできない。もう大半を撮り終えてしまったからだ。活路はあるのか。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】

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「もしがく」の第1回は酷評ばかり目についたが、視聴率のほうは最悪だったわけではない。個人3.1%(世帯5.4%)。フジが9月まで放送していた水曜午後10時台のドラマ「最後の鑑定人」は同17日放送の最終回が個人2.2%(世帯4.2%)だから、これは上回った。...

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