〈ホテルの部屋で、飲みィのやりィのやりまくった〉 高市早苗氏が明かしていた恋愛遍歴 松下政経塾時代は「保守的なイメージは全くなかった」
大学卒業後、松下政経塾に5期生として入塾
自民党の新総裁に就任した高市早苗氏(64)。強硬な保守派として知られる高市氏だが、その原点について、松下政経塾時代からの知人に聞くと、意外なエピソードが飛び出して……。
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“保守の論客”として知られる京都大学名誉教授の中西輝政氏は、高市氏を「安倍元首相の正当な後継者」として高く評価しているという。そのポイントは、
「高市さんには強硬な保守派というイメージがありますが、実は彼女には実務的な面もあります。理念と現実主義の二つの面がなければ真の保守のリーダーとはいえません。今回の総裁候補の中では高市さんより茂木さんや林さんの方が外交経験は豊富です。しかし、高市さんは現実主義的で実務的な政策を多面的に研究し、対処する能力が高い」
保守的な理念を持つ現実主義者。そんな彼女の「原点」はどこにあるのか。
高市氏は1961年3月7日生まれ、奈良県出身。
〈父はメーカー勤務、母は奈良県警勤務という、ごく平凡な共働き家庭で育った〉(自著『美しく、強く、成長する国へ。私の「日本経済強靭化計画」』より)
橿原市立畝傍(うねび)中学、奈良県立畝傍高校を経て神戸大学経営学部経営学科に進学。大学卒業後、松下政経塾に5期生として入塾している。
〈五年間バンド活動しながらヘラヘラ生活できると思っていた〉
松下政経塾3期生で桜美林大学大学院教授の小沢一彦氏が述懐する。
「私、昔ナナハンのバイク乗ってたんや、バンドもやってたんやでと奈良弁で言ったり、松下政経塾の近くの湘南海岸をドライブしたり、イタリアンレストランに行ったり……。要するに普通の20代の女性という印象でした。それがいつの間にか気付いたら“保守”の代表みたいに言われていてビックリしています」
松下政経塾に入ったのは、公務員試験の〈滑り止め〉のつもりだった、と自著『30歳のバースディ』にはつづられている。
〈当時の私は、松下政経塾っていうのは松下電器産業の未来の経営幹部を育てる学校だと思っていた。その程度の認識だった。(中略)塾なんだ。学校みたいなものだ。それでいて毎月の給料をもらえるんだ。こんなにいいことはない。また五年間バンド活動しながらヘラヘラ生活できると思っていた〉
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