「古墳を自分の墓にできる」 前方後円墳墓に問い合わせ殺到のワケ 意外に安い初期費用は?

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最高の職人に「三種の神器」を発注

 価格は一般墓よりリーズナブルに設定されている。野田ほたるローズガーデンでは、永代祭祀墓の使用料は初期費用込みで1人用が63万6500円、2人用が81万9500円から。合祀墓は18万3000円で利用できる。いずれも初回の費用のみで、管理費などは一切かからない。

 古墳の設計にあたっては、考古学者を顧問に迎え、結界として埴輪を置き、副葬品として「三種の神器」を埋めることにした。後円部に「鏡・剣・匂玉」を納めることで、古墳全体に御霊が宿るという趣旨だ。

「三種の神器を復元するにあたり、レプリカではなく、本物志向で臨みました。“鏡”は柳本大塚古墳出土の内行花文鏡、“剣”は黒塚古墳出土の鉄剣、“匂玉”は等彌(とみ)神社の御神宝をモデルにし、宮中から依頼を受けるような最高の職人に制作を依頼しました。あえて予算を定めずに発注した結果、想定を超える金額となりましたが、納得のいく副葬品が完成したと自負しています」(竹田氏)

 竹田氏のこだわりが随所に見られる前方後円墳は、いわゆる“竹田ブランド”で人気を集めている部分もあるのだろう。実際、古墳墓の購入者には竹田氏のファンが多い。

購入者の“同窓会”

 7月19日、野田ほたるローズガーデンの古墳墓と提携する野田市内の櫻木神社「喜櫻館」で、ユニークな“古墳同窓会”が開催された。将来同じ古墳墓に入る契約者たちの、定期的な交流イベントだ。

 参加者はランチを味わいながら、神主や竹田氏の講演に耳を傾け、歓談を楽しむ。その日は初開催ということもあり、最初は緊張した様子だったが、すぐに打ち解けて各テーブルから笑い声が上がり始めた。

「このイベントは、同じ古墳墓を選んだ方々が生前のうちからつながりを育むことを目的としています。通常、お墓を購入した方々が顔を合わせることはありませんが、古墳の場合は“同じ墳丘に入る”という特別な共通項があります。納骨後ではなく元気なうちに“誰がご近所さんになるのか”を知っていただく。人生を終えた後も誰かと共にある安心感を得ていただきたいと思い、この企画を立ち上げました」(竹田氏)

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