61歳で紅白初出場の歌手・秋元順子さんが明かす「奇跡を起こせた理由」 結婚、子育てを機に歌手活動を封印した過去
“年齢を一つ取るごとに宝物が増える”
メジャーデビューから20年目となった昨年、ビジネス誌「Forbes Asia」の「(アジア・太平洋地域の)50歳以上の女性50人」に選出された。デザイナーの川久保玲、芸術家の草間彌生、建築家の妹島和世らが選ばれた賞で、日本人歌手では秋元さんだけだった。
今年は「心の鴎」が発売早々週間USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング1位を獲得、いまも各地でコンサートやライブを行うなど意欲的に活動している。
秋元さんはこれまでを振り返ってこう話す。
「人生、遅過ぎることはないんですね。ジャズクラブで歌っていた頃、ある人に言われたんです。“年齢を一つ取るごとに宝物が増えると思いなさい。次の宝物をいただくまでの1年間、何を積み重ねたかでその宝物が大きくもなるし、小さくもなるから”。ずっと大切にしている言葉です」
第3回【74歳で挑戦した小説が15万部のベストセラーに 映画監督で作家の松井久子さんが明かす成功の秘訣と「70代の性をテーマにした理由」】では、50歳で映画監督デビューを果たし、74歳で初めての小説を書き上げた映画監督・作家の松久子さんにインタビュー。さまざまな職を転々としてきた松井さんの「成功の秘訣(ひけつ)」を語ってもらう。
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