「アイドルとキスしたい!」…バラエティ界で話題 渋幕→慶応卒の「元フィギュア選手」とは
これまで数々のスターを生み出した「千鳥の鬼レンチャン」(フジテレビ)だが、9月21日の放送は“神回”とまで呼ばれている。TBSの「東京2025世界陸上」の裏で放送されたのは、番組名物“サビだけカラオケ”ではなく“女子300メートル走サバイバルレンチャン”だった。そこからまた新たなスター誕生の可能性が……。
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民放プロデューサーは言う。
「この日のラテ欄には《世界陸上も面白いけどこっちも負けねーぞ!女子300mサバイバル第2回大会3時間SP》と記されていました。『世陸』の裏に陸上企画をぶつけてくるというのがいかにもフジらしいですが、他局の人気番組が総崩れとなる中、世帯視聴率4・7%、個人視聴率3・3%と大健闘しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。見終えてみれば、努力あり、感動あり、涙ありで、『24時間テレビ』(日本テレビ)のチャリティーマラソンに勝るとも劣らない“神回”となりました」
12人の女性タレントが300メートル走を競うのだが、1レースごとに最下位が脱落していく。それを5分間の休憩を挟んで9レース行い、決勝を4人で走るという過酷なレースだ。優勝賞金は100万円。
「悪役女子プロレスラーの上谷沙弥(28)は性格の良さがもろに出てしまい、とても悪役レスラーとは思えぬ可愛さ。準決勝で敗れましたが、ゴール直後に号泣してしまうなど、MCの千鳥・大悟から『一緒に飯を食いたい』と言わしめたほどです。また、モデルのギャビー(28)は5歳の時に生き別れ米国へ帰国した母親に会いに行く資金を作るために優勝を目指しました。一方、元陸上自衛官でタレントの福島和可菜(42)の決勝まで疲れを見せない驚異的な体力にも驚きました」
むろん笑いもあった。
「元フィギュアスケーターの高橋成美(33)は前半の第4レースで敗退したのですが、ネットニュースになるなどしっかりと爪痕を残しました」
3年後にキスしたい!
番組冒頭から高橋は、応援に来ていた事務所の先輩・森脇健二に絡んでいったものの、ベテランの森脇に「絡めない! 絡み方がわからない」と敬遠される始末。
第3レース直後には「鼓膜破れた!」と叫び、スタジオの千鳥やかまいたちが心配する中、耳抜きをして「治った!」――。
第4レースの直前には、優勝して思いを伝えたい男性がいるとナレーションで紹介されると、いきなり告白を始めたのだ。
高橋:河合郁人くんって人なんだけど、一度お会いしてロケ一緒にした時から、もうずっと好きで……。
言うまでもないが、河合はアイドルグループA.B.C-Zの元メンバーだ。
高橋:だから頑張って優勝した姿を河合さんが見てくれて、高橋成美、一生懸命やってくれてるなって思って、3年後くらいにはキスしたい!
「男性ならセクハラ発言と取られても仕方のない奇抜キャラが目立っていました」
高橋はフィギュアスケートのペアで全日本選手権6度の優勝、世界選手権で日本ペア初の銅メダル、ソチオリンピック日本代表などで活躍したが、2018年に引退すると2年後に松竹芸能入りした。所属タレントの多くがお笑い芸人の松竹芸能を選ぶというのも珍しいが、タレントになった元フィギュアスケーターがなぜ陸上に?
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