「子どもが欲しくて、1日も早く結婚したかった」たたかまつなな 事実婚の夫に“プロポーズさせた方法”明かす
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、社会起業家で若者の政治参加を促す「笑下村(しょうかそん)塾」代表のたかまつななさん(32)と、夫のヒデさん(32)。
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【写真を見る】幸せいっぱいの笑顔で手をつないで… たかまつななさんと夫・ヒデさん
事実婚を選んだ理由
8月17日、ななさんは自身のSNSで事実婚したことを発表。
法律婚とすることも当初は考えたが、現在の婚姻制度の下で夫婦別姓は認められておらず、どちらかが改姓しなければならない。二人は慣れ親しんできた姓を変えずに夫婦になれる方法を模索。話し合いの結果、事実婚を決めた。ななさんには「一生好きな人と永遠の愛を誓いたい」という思いもあって、彼のプロポーズをきっかけに発表することにしたという。
出会いはマッチングアプリだ。2023年11月にアプリ上でやりとりを始め、翌12月に初めて会った。メディアを通じ、ななさんの舌鋒の鋭さを知っていたヒデさんは、初めて会う本物の彼女に「思いの外柔らかい印象だった」と好感を抱く。ななさんも「しっかりと話を聞いてくれて落ち着いた」と振り返る。
政治や社会問題といった堅い話から趣味などのたわいもない話まで、いろいろと満遍なく盛り上がった。
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