藤原紀香「合コンCM」の衝撃…スマホ世代には理解できない「写メ」の登場で日常生活が激変した25年前を振り返る

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スマホのカメラ性能に驚嘆

 同じ空間にいるブサイクの男よりも、別の場所にいるイケメン軍団の写真に魅力を感じ、その場を去っていく女性陣。それだけ「撮影した写真を瞬時に送ることができる」写メールは画期的だったのだ。

 そして、私自身の話になるが、今でも写真は「コンデジ」と呼ばれるデジタルカメラで撮影をしている。理由はスマホを持っていないからだ。もはやスマホを持たぬ者は絶滅危惧種のような状態ではあるが、私はスマホを持ちたくない。理由は、あまり頻繁に他人とコミュニケーションを取りたくないからである。24時間どんな時間であろうが返信を求められるような人生はまっぴら。

 それに、コミュニケーションなんてものは、自分本位で良いと感じているからである。しかしながら認めなくてはならないのは、スマホのカメラの性能の素晴らしさである。現在2006年製のデジカメを使っているが、スマホのカメラよりも画質が悪過ぎるのだ。新品のデジカメを買ったら良い写真が撮れるかもしれないが、10万円超は当たり前。そこまでのお金は払えないのでアマゾンで2000年代のデジカメを購入し続けている。

 なぜ購入するかといえば、海に持って行って水没させてしまうからだ。海水に落とすと一発でデジカメはパーになるため中古で購入するのだが、正直スマホのカメラの方が画質が素晴らしいことはよく分かる。

 もちろん一眼レフのデジカメの性能の素晴らしさは理解するものの、誰もが持つスマホのカメラの性能がここまで素晴らしいことに、ガラケー&古いデジカメユーザーとしては、驚嘆するのである。

ネットニュース編集者・中川淳一郎

デイリー新潮編集部

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