米国に激震「カーク氏射殺」 死で増した影響力が招く政情不安…「内戦さながらの衝突」「左派弾圧」よりも懸念すべき動きとは
保守とリベラルの対立が激化
西部ユタ州の大学で9月10日に若手保守活動家のチャールズ・カーク氏が射殺されてから、米国社会は大きく揺れている。
「銃を乱射する人物がいる」などの偽情報が流れ、学校などが閉鎖に追い込まれる事態が全米で相次いでおり、国民は治安の悪化を危惧している。
米国の政治的分断もより深刻になった。SNS上では保守派、リベラル派の双方が「内戦を起こすために相手方が事件を企てた」との主張を展開している。米国では近年、保守派とリベラル派がお互いを侮蔑し合う言動が日常的なものになった。...

