祖父の代からシェイクスピア一筋 小田島創志氏が語る「戯曲翻訳家」の世界
祖父の代から3代にわたってシェイクスピア作品に携わる、戯曲翻訳家で演劇研究者の小田島創志(そうし)氏(34)による新翻訳舞台が話題だ。
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小田島氏の祖父は、個人でシェイクスピア作品を全訳した演劇評論家の小田島雄志氏(94)で、父は翻訳家の顔も持つ早大教授の小田島恒志氏(63)。今月20日から、水戸芸術館で翻訳を担当した舞台「ロミオとジュリエット」が上演される創志氏に話を聞いた。
「母の則子も翻訳に携わっており、両親の共訳作品も多いんです。...

