田久保市長、斎藤知事、石破首相…「潔く辞めないトップ」が増えているのはナゼか 変化する日本人の「引き際の美学」に迫る

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 静岡県伊東市の田久保眞紀市長は9月10日、中島弘道議長に市議会の解散を通知した。田久保市長は東洋大学を除籍されたにもかかわらず、市の広報誌が法学部卒と記載。これを百条委員会が“学歴詐称”と結論を下し、市議会は9月1日に地方自治法違反容疑で刑事告発すると共に不信任案を可決していた。

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 ところが不信任が議決されても田久保市長は失職を選ばず、議会の解散を決めた。このため伊東市では40日以内に市議選が行われる。選挙後の市議会で再び不信任案が可決されると田久保市長は失職し、次は出直し市長選が行われる。...

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