【べらぼう】染谷将太「喜多川歌麿」が蔦重に見せた 精密な虫の絵が代名詞「美人画」につながるまで
歌麿の「ならではの絵」
蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)のもとを離れ、師匠の鳥山石燕(片岡鶴太郎)に頼み込んで、あらためて修行を積んでいる喜多川歌麿(染谷将太)。「人まね歌麿」から脱皮して「自分ならではの絵」を描けるようになりたくて選んだ道だった。そんな歌麿が久しぶりに蔦重のもとに帰ってきた。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第33回「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)」(8月31日放送)。
蔦重は日本橋通油町の耕書堂に不在で、墓地にいた。そこに埋葬されていたのは、打ちこわしを先導し、徳川(一橋)治済(生田斗真)の隠密と思われる男にねらわれた蔦重を助けて、代わりに刺されて死んだ小田新之助(井之脇海)だった。...

