「下野しかない」 自民・古川禎久氏が激白 「自民党は“役に立つ道具”ではなくなった」

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 歴史的惨敗を喫したにもかかわらず、何事もなかったかのように「自公政権」が続けられようとしている――。この矛盾した政治状況に対し自民党の中からも「否」の声が上がっている。憲政の常道に従うなら下野すべきである、と。同党の現役代議士・古川禎久(よしひさ)氏による憂国の激白。【取材・文/森功(ノンフィクション作家)】

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〈ショッキングな言葉が飛び出したのは、さる7月22日のことだ。参院選の惨敗から2日経たこの日の昼下がり、自民党の実力5議員が国会に近いザ・キャピトルホテル東急の中華料理店「星ヶ岡」に集った。...

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