「そうめんだけ、はNG」「朝晩みそ汁を飲むと驚きの効果が」 熱中症対策の最強メニューをプロが紹介
お薦めの沖縄料理
谷口氏がお薦めするレシピが、沖縄の家庭料理・ゴーヤチャンプルーだ。
「豚肉に多く含まれるビタミンB1は暑さによる疲労を和らげるだけでなく、主食から摂取した糖類をエネルギーに効率的に変換してくれます。ビタミンCを含むゴーヤと食べれば、暑さへの備えと回復を両立できるというわけです」
さらにゴーヤには排尿を促し体温を下げる効果がある「カリウム」も含まれているというから、なお効率がいい。もし暑さで炒めものが喉を通らない場合、
「スムージーがオススメです。パセリやホウレンソウ、バナナなどカリウムを豊富に含む食材と、ビタミンB1やたんぱく質を含む絹ごし豆腐(パックの水ごと)や牛乳、豆乳を混ぜて飲めば効率的にエネルギーが取れますし、疲労回復にもつながります。クルミやアーモンドなどナッツ類を入れると、さらに栄養バランスがよい」(先の川口氏)
近年では一部のコンビニが設置するスムージーマシンを利用できるほか、自作するなら「カリウムやビタミンB類に加え、1日に必要なビタミンCの半分が含まれる」として谷口氏が薦めるキウイフルーツを混ぜるのもよいだろう。
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