お人好しの中年男性が妻にそそのかされて“誘拐犯”に さらった子どもは「人為的に作られた天才少女」だった!【ドラマ『誘拐の日』】
主人公が意図せずうっかり犯罪や陰謀に巻き込まれていく物語は星の数ほどある。その多くは何かしらの才能や幸運に恵まれ、うまいこと乗り切って解決へと向かう。腕っぷしが強いとか、体力が人並外れているとか、賢く立ち回る知性とか。でも、この主人公・新庄政宗は何ひとつ持たない。不遇で不運なお人よし。テレ朝のうたい文句も「マヌケなおじさん誘拐犯」。そんな無垢な中年を斎藤工が演じる「誘拐の日」は、一言で表すと「女難」かな。
政宗は施設で育ち、幼なじみの汐里(しおり・安達祐実)と結婚。...

