陸上短距離界に“16歳の新星”現るも… 桐生祥秀のコーチが「過剰に期待しないで」と念を押したワケ
サニブラウンの記録も塗り替えた
陸上短距離界に久しぶりに新星が現れた。
石川県は星稜高校の2年生、清水空跳(そらと・16)が、インターハイ陸上100メートル決勝でたたき出したタイムは、日本歴代5位の10秒00。桐生祥秀(29)が保持していた高校記録10秒01のみならず、18歳未満の世界記録をも塗り替えた。
「清水君は、以前から注目された存在でした」
と、スポーツ紙陸上担当記者が語る。
「両親共に陸上の元国体選手。中3のとき、全日本中学選手権の200メートルで優勝。...

