カナダのコンビニ大手が「セブン」買収提案を撤回 外資の決断の裏にあった“ホントの事情”
ACTが買収を諦めるのは“予想の範囲内”
7月16日、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール(以下ACT)」が、セブン&アイ・ホールディングス(以下セブン社)への買収提案を撤回すると発表した。
ACTのセブン社買収提案が明らかになったのは、昨年8月のこと。それから1年間、両社は丁々発止の交渉を続けてきたわけだが、今回、撤回表明を受けて出されたセブン社側のリリース(7月17日)によると〈想定され得たものとして受け止めております〉としている。セブン社にとって、ACTがいずれ買収を諦めるのは“予想の範囲内”だったというわけか。...

