コンビニで「時給850円」レジ打ちも…「中山麻理さん」が語っていた「三田村邦彦」と離婚後のバイト生活

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NHKクルーにヒヤヒヤ

「店長に“私、働けるかしら”と尋ねました。顔なじみになっていたから、声をかけやすかったんです。でも最初は、冗談だと思われ、半年くらい返事を貰えなかった。しつこく“是非やらせてください。本気ですから”と食い下がると、“じゃあ、2~3日で辞めてもいいから、やってみれば”とOKが出たんです。よくお客さんから、“あの中山麻理さん?”と訊かれますが、いつも“はい、そうです。ありがとうございました~”と答えています。一日の勤務は長くて9時間、立ちっぱなしだから、さすがに足が痛くなりますね」

 出勤はほぼ毎日という。

「私、疲れを感じないの。月に16~17万円いただいています。忙しいけど、まとまった休みも貰っていますよ。ニューヨークが好きで、9月にも16日間出かけてきました。テニス観戦やブロードウェイのミュージカルを楽しむんです」

 過去、一番焦ったのは、近くにロケバスが停まり、クルーがロケを始めたこと。

「見つかったらどうしようとヒヤヒヤしました。実際、NHKが偶然、店内の撮影に来たことがあり、慌ててカウンターの“肉まん”コーナーのところに身を屈め、隠れたこともあります」

 バイトの件をご存知か、前夫の三田村に尋ねると、

「私は何も知りませんでした。お互いのことは口外しない約束ですので、ノーコメントとさせてください」

 どことなく当惑ぶりが窺えるのだ。当の中山は、

「いつまで続けられるかわかりませんが、一応は65歳までとされるのかしら。でも出来る限り働きたい。“明日、何もすることがない人生”が嫌なんです」

 2013年の記事は以上となる――。中山さんはその後も俳優として舞台などで活動していたが、昨年暮れに体調を壊して入院。闘病を続けていたが、最期は3人の息子たちに見守られて息を引き取ったという。

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