「“参政党は愛人OK”なんて言ってますし、まともではない」 参政党の神谷代表について元側近がため息 集会では「われわれの敵はディープステート」発言も
陰謀史観について本人に聞くと……
神谷代表に“愛人OK”発言について尋ねると、
「当該演説での発言は、過去に失敗や問題を抱えたとしても、それを克服し、能力があれば再び活躍の場を得るべきだという趣旨を、例示的に表現したもの」
と、書面で回答。また、陰謀史観については、
「『あの勢力』は、グローバリストのことで『国際金融資本』等ですが、『あの勢力』との言い方が良く伝わらなかった」
選挙プランナーの松田馨氏に参政党が伸張している理由を聞いたところ、
「風が吹いているだけではここまで伸びない。参政党は22年の参院選後、全国に支部を作り、地方選挙に候補者を擁立してきました。その結果、今では150人もの地方議員が誕生しています。全国政党化を目指して地道に組織づくりを行ってきたのです」
「内輪の集会では“われわれの敵はディープステート”と」
神谷代表は今回の選挙戦を通じて「日本経済を弱くした自公政権は退場を」と訴えている。
しかし、ネットの陰謀論に詳しい黒猫ドラネコ氏は、
「参政党は今回の参院選でこそ、表向きは陰謀論の主張を引っこめて“日本人ファースト”を強調しています。でも、彼らは内輪の集会では“われわれの敵はディープステート”だと語っています。普通の政党を装っているだけで、本質は結党時から何も変わっていません」
神谷代表と参政党の危うい実像。そんな彼らに支持が集まる日本の現実こそ危ういのかもしれない。
前編【「家業が倒産、交際女性に捨てられ、『死にたい』と…」 参政党・神谷代表の「危うい思想」の原点とは】では、神谷代表の生い立ちについて、知人などの証言を交えて紹介している。








