初対面は“彼の自宅”で… 元アイドルの27歳が「少年みたいな年下男子」と結婚したワケ

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 人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。

 そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。

 今回登場していただくのは、元HKT48の朝長美桜さん(27)と、「高校生起業家」としても話題となった実業家の山内奏人さん(24)だ。

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「少年が出てきた」

 2023年初夏。同じくHKTのメンバーだったゆうこす(菅本裕子)さんらと三人で女子会ランチに赴いた美桜さん。食後、ゆうこすさんから「お茶に行こう」と誘われ、訪れたのが奏人さんの自宅だった。

 彼がドアを開けた瞬間、「少年が出てきた」と思った美桜さん。当時は3歳下とも知らなかった。奏人さんの自宅には茶室があり、本格的な茶をたててもらったが、美桜さんは人見知りでほぼ喋らなかった。奏人さんは彼女を「静かな人だなあ」と感じていたが、彼女は「むしろ少し警戒していたほど」だったのだ。

 トークの中で奏人さんが「ディズニーシーにはブドウの木がある」と言い出し、後日、確かめに四人で出かけた。園内の植栽をあれこれ説明する彼を、美桜さんは「面白い人だなあ」。

“学生証”でアピール……

 後日、四人のグループLINEを通じて美桜さんの連絡先を知った彼が「またお話し、しませんか?」と誘い、カフェへ出かけた。その初デートで彼は、自身の学生証を見せ、自らの仕事を紹介した。「自分は怪しくないというアピールでしたが、真面目なんだなと思いましたね」とは美桜さん。

 その後、美術館と水族館へ。水族館が「思ってたのと雰囲気が違う」と意見が一致。次のデートは別の水族館と決まり、その後も順調にデートを重ねた。

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