「プロ野球選手って絶対遊んでる!」と思い込んでいた美女を振り向かせた“ある行動”とは? 元カープの選手が明かす
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、広島東洋カープなどで活躍した元プロ野球選手で、阪神タイガースWomenのコーチを務める正隨(しょうずい)優弥さん(29)と、会社員の吉岡歩南(ほなみ)さん(31)だ。
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「プロ野球選手って、チャラチャラしたイメージ」
2022年9月末。カープに在籍していた優弥さんは大阪での試合後、知人に誘われ食事会へ。隣の席が、別の知人に誘われていた歩南さんだった。彼女を「かわいいな」と感じた彼に対し、彼女は大柄の彼に「何してる人なんやろ」と思った。
プロ野球選手と聞き、彼女は「テレビに出てるんですか?」とやや頓珍漢な質問。幼少時から野球を見たことがなかったからだが、旅行の話などで盛り上がり、連絡先を交換した。
10月。大阪の牛肉和食店で初デート。優弥さんは、「めちゃくちゃ話しやすくて、すぐに時間が過ぎた」。
一方で「ちょっとでも踏み込めばバシーンとはじかれる怖さ」も抱いた。「プロ選手って、チャラチャラしたイメージ。絶対遊んでる」と思った彼女が壁をつくったままだったからだ。それでも毎日LINEで通話し、互いに楽しさも感じた。
「いろいろ考えて決めてほしい」
11月。優弥さんの故郷・広島を訪れた彼女と、原爆ドームや厳島神社などの観光スポットへ。手をつなぐことも自宅に誘うこともなく、宿泊先のホテルに送り迎えしてくれた彼の姿勢に好感を持ち、クリスマスイブに大阪で会う約束をした。
ところが優弥さんは12月9日の現役ドラフトで楽天移籍が決定。大阪の彼女宅を初めて訪れ、「付き合ってほしい」と告げた。「広島よりさらに離れて、会える頻度も減る」と説明し、「いろいろ考えて決めてほしい。今でなくていいから返事をください」と話した。
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