親日・料理上手・最新作「メガロポリス」の酷評にも平然…字幕翻訳家「戸田奈津子」が語る「天才コッポラ監督」の“頭の中”

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「1週間に1本ペースで年間約50本、それを30年続けて、約1500本。楽しくなければ、こんなハードな仕事とっくにやめてますよ。肩は凝るし、目も悪くなるし(笑)」。そう語るのは、日本における字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子さん。新たに字幕を手掛けた「メガロポリス」は、現代アメリカを滅亡した古代ローマに見立てて描いた、フランシス・フォード・コッポラ監督の超大作だ。長年の信頼関係にある戸田さんが見た巨匠の姿と、その作品が時代に、映画界に問うものとは?【渥美志保/映画ジャーナリスト】
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