兄貴だった「長嶋茂雄」さん…よみがえる自主トレ同行の思い出と大切な教え 通夜の席で「丸 佳浩」に思わずかけた言葉とは【柴田勲のコラム】
昨年の良い時の戸郷が戻ってきた
やはり大勢が心配だ。7日は8回に登板したけど代打の鈴木大地にいきなりヒットを許した。あとの3人をなんとか抑えたものの全部芯で捉えられていた。
大勢は投球ゾーンが広い。広いが対戦打者のベルト周辺にボールが集まっている。これでは打たれる。
ライデル・マルティネスも投球ゾーンが広いけどボールがベルト辺りにはいかない。安心して見ていられる。
楽天3連戦の大きな収穫は戸郷翔征の投球だ。7回を被安打3で無失点、真っすぐの制球力が良かったし力もあった。フォークも効果的に使える。昨年の良い時の戸郷が戻ってきた。巨人は戸郷と山崎伊織で勝てないと厳しい。
長嶋氏は常に巨人の勝利を願っていた
それにしても打てない。たまに本塁打で得点しているが、タイムリーが少ない。増田陸と泉口友汰が頑張っているのが救いといえば救いだ。吉川尚輝は本塁打が3本か、物足りない。
とはいっても、4番不在でチーム一丸となって戦うしかない。首位の阪神とは5.5ゲーム差の4位、これ以上離されるとキツイ。限界だ。せめて3ゲーム差にして追いかけるしかない。
10日からはソフトバンク、オリックスの本拠地に乗り込んで6連戦だ。勝負の1週間である。
長嶋さんは常にジャイアンツの勝利を願っていた。巨人ナインは一層奮起してもらいたいと願っている。
(成績などは9日現在)








