兄貴だった「長嶋茂雄」さん…よみがえる自主トレ同行の思い出と大切な教え 通夜の席で「丸 佳浩」に思わずかけた言葉とは【柴田勲のコラム】
真っ赤に燃える太陽もいつかは沈む
長嶋(茂雄)さんが亡くなられてから早くも1週間がたった。頭ではいないと分かっていても寂しいね。
90歳まであと数カ月、せめてそこまではと思うのだが、真っ赤に燃える太陽もいつかは沈む。こう思うしかない。
8日は告別式だった。私は4日から5日連続で通い詰めた。長嶋さんは私にとって兄貴のような存在だ。長嶋さんの運転手さんからも「柴田さん、毎日来てくださいよ」とも言われていた。私も最後まで一緒にいたかった。
告別式では王(貞治)さん、原(辰徳)と松井(秀喜)、巨人OB会長の中畑(清)が弔辞を読んだ。...