70分1.5万円…没入型演劇「イマーシブ・フォート東京」に感じたキビしさ オープン2年目で数々の疑問が
ダメ出しのアフタードリンク
訪問したのが平日の日中ということもあるとは思うが、お土産コーナーに客が全くいなかった事も気になった。リピーターを含めた収益を上げるには物販の売上強化も必要不可欠のはずで、この点で早急な改善が求められそうだ。
最後にダメ出しをさせてもらうと……参加後に提供されるアフタードリンクが、普通のプラカップだったのもすごく残念だった。1万円以上を払った非日常体験の余韻が奪われ、日常に一挙に戻されてしまう。
イマーシブ・フォート東京は、今までにない体験を提供する楽しい施設ではあるものの、苦戦しているのは明らかだった。そもそも、オープン前にどのような収益モデルで事業を始め、どういう仕組みで採算を取ろうとしたのか?というシンプルな疑問をもってしまった。
とはいえ、オープン前に描いていた収益モデルが着々と進行し、安定した収益モデルに向かっている可能性もあるはず。そんな今後に期待して、1年後ぐらいにまた違う演目でぜひ楽しんでみたいと思う。





