〈事件が公になったら自死するしかない〉 性的暴行で起訴された元大阪地検検事正の「1万字直筆文書」の“隠された意図”とは? 専門家が読み解く
〈私のやったことの愚劣さが身にしみています。事後の対応も最悪です。(中略)本当にごめんなさい〉
部下だった女性検事に性的暴行を加えた罪に問われている元大阪地検検事正・北川健太郎被告(65)が被害者に宛てた謝罪文の一節だ。およそ1万字に及ぶ文書に“隠された意図”を専門家が読み解く。
***
「北川が泥酔した私を官舎に連れ込み性的暴行をし、事件を握りつぶしたことは、この直筆書面を見れば明らかです。私の権利を守るため、5月21日に記者会見を開いて公開しました」
...