なぜ算数の得意な子どもは中学受験で有利なのか プロ講師がむしろ「国語」を重視する理由…「年々低下している子供たちの能力」とは
出生数が70万人を下回る急速な少子化が進む中、首都圏エリアの私立・国公立中学を目指す受験生の数は、増加の一途を辿っている。そればかりか、中学受験の低年齢化も進んでおり、小学校低学年のうちから塾通いを始めるケースも珍しくなくなった。
親世代が中学受験生だった1980年代中盤から、国語の講師として中学受験生の指導にあたってきた龍馬進学研究会(千葉県船橋市)の安本満氏に、令和の中学受験生を取り巻く現状や、子供の中学受験を考えている両親に伝えたい思いについて語ってもらった。...