「上った階段をわざわざ下りてまで戦いたい相手」 井上尚弥が階級を戻してでも中谷潤人と拳を交えたい理由
いくつもの“異例”
ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32)が3月31日、2024年度の年間表彰式で7年連続8度目の最優秀選手賞を受賞した。
壇上で井上は、
「1年後の東京ドームで、日本ボクシングを盛り上げよう」
とWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)に呼びかけ、場内をどよめかせた。
「スピーチで本人に直接対戦を求めるのも異例ですが、実現するまでにも、いくつもの“異例”があるんです」
と語るスポーツライターによると、井上はまず5月にラスベガスでWBA2位のラモン・カルデナス(米国)と、9月に日本でWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と防衛戦を行う。...