「“こぼん師匠の娘”以上のことは何とも」 初対面の印象から一転「結婚するかも!」とひらめいて…14歳差夫婦のドタバタ結婚ウラ話
「グダグダしないで早く結婚しなさいよ!」
15年9月の茨城県常総市の水害では、二人で現地を訪れて災害支援。泥だらけで作業をしながら、さらに絆も強まっていった。
17年春、群馬県の老人ホーム慰問イベントへ、おぼん・こぼん、青空球児・好児、新山ひでや・やすこの各師匠と共に訪れた。イベント後の打ち上げ会場で、やすこ師匠が二人にこう告げた。「付き合って何年もたつのにグダグダしないで早く結婚しなさいよ!」。球児師匠も「俺が証人になる」と請け負ってくれた。
茨城県の名物・納豆の応援音頭として15年にリリースした「ねばねば音頭」が二人の代表曲だったこともあり、17年7月10日(納豆の日)に入籍。勝盛さんは大好きな「釣りバカ日誌」のハマちゃんのせりふを借り、「幸せにする自信はないけど、幸せになる自信はあるから」とプロポーズ。18年2月9日に水戸市の常磐神社で結婚式を挙げた。
5年越しの披露宴
だが、お世話になった多くの人を招いて20年3月21日に行う予定だった披露宴をコロナ禍が襲う。改めて日程を探るうち、いづみさんの妊娠が分かり、21年6月20日には長女を授かる。
産後の育児がようやく落ち着いた頃、勝盛さんの母が22年9月に逝去。女手一つで育てられた彼にとって父母と呼べるのはいづみさんの両親だけに。「お二人が元気なうちに披露宴をしよう」と今年2月、5年越しでそれを実現させた。
「結婚披露パーティー1.5次会」と銘打った宴席には230人が参列。改めて二人の門出を祝った。
勝盛さんは「家の中がワイワイしている大家族が好き。いずれは土地付きの家を建て(妻の両親と)一緒に住みたい」と理想を描く。
二人で歌う「ねばねば音頭」に続いて、いづみさんの代名詞となるようなソロ曲を残すのも両人の夢。全国を駆け回り、家族の思いを粘り強く実現させていく。










